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犬のトレーニング『コイ』について


犬を飼っていて、愛犬を呼ぶとたちどころに来てくれると本当に助かります。
犬の性格によっては、何のトレーニングをしなくても来る犬もいます。
でもだいたいの犬は、成長して5ヶ月くらいになると呼ばれても来なくなります。
そこで飼い主は犬が呼ばれたら来るように、トレーニングをしたり犬の気持ちを理解する必要があります。

どのようなトレーニングでしょうか?




レッスン1.

最初は犬に『コイ』という言葉を教えます。

犬につけたリードの端を持ち、犬を『コイコイ』と甲高い声で呼びながら走ります。犬が追いついてきたら、すぐさましゃがんで犬の首輪近くのリードを持ち、餌を与えます。

そのとき犬を呼ぶ人の体は、いつも進行方向を向いています。犬が人の側に来るようでしたら、人はしゃがみましょう。しゃがむ時も進行方向を向きます。犬に対面しません。人が犬に体面していると、犬の習性から人が自分の方に来てくれると考えます。

犬が来るのがゆっくりであれば、人は進行方向に走る真似をしてください。その時、人は体を進行方向に向け、首はまわして犬を見ています。長く走ることや早く走ったりしないでください。動作ののろい犬は人が早く走ると、人の側に追いつくのをあきらめることが多いです。

また犬は何がおこったのかと、びっくりして逃げることもあります。
他に、犬は走ることを要求されていると理解するかもしれません。

犬が呼ばれればくるようになりましたら、次は人は犬に対面して呼び寄せます。

レッスン2.

犬のリードの端を持ち「コイ」と楽しそうに甲高く言い、犬が来る気配であれば、人は静かにゆっくりと進行方向に向き走る真似をします。犬が人の脇まで来たら、しゃがんでご褒美を与えます。食べ物でもおもちゃでもいいです。

その後、人は跳んだりはねたりして、犬が来て嬉しいと喜びを表現します。犬はじっと側で見ているか、人に跳びついて嬉しさを共有するかします。褒めるときに、犬に覆いかぶさって犬を撫ぜたり、犬をじっと見て義務的に「よいこだね」と言っても、人が喜んでいることが犬に伝わらないことが多いです。

遠くにいる犬を呼び寄せる方法


レッスン3.

犬が『コイ』という言葉を理解したようでしたら、次に犬に3〜5mの長さのリードをつけて広い場所で犬を呼びます。最初は犬に対面して、大きな甲高い声で「コイ」と呼びながら大げさに手招きをします。

犬が走ってくるようでしたら近くまで来たところで、人の体を進行方向に半身を向けて脇で犬を受け止めしゃがみます。犬の首輪の近くのリードを持ち、大げさに喜びながらご褒美を与えます。犬を褒めるのではなく、犬に関係ないそぶりで人は飛んだりはねたりしながら、喜びを表現します。犬に解るように喜びを表現することが成功のコツです。

犬がノロノロしていたら少し犬に近づき、きびすを返して逃げるふりをします。公園などで犬が来ないと「バイバイ」と言う人がよくいますが、その心境で演技します。

犬が呼ばれても来ない場合は


まったく犬が来ないようでしたら、また最初に戻ってトレーニングをしなおしてください。

家の中で練習している犬は、場所が違うと誘惑が沢山あり、飼い主の指示に集中できないので聞き取れずに来ないことがあります。

その場合はその場所で犬を遊ばせます。場所に慣らしてからトレーニングをおこなうとより効果があるでしょう。それを訓練用語で馴致といいます。

トレーニングの注意事項

訓練はすべてそうですが、犬が来ないからといって叱っては逆効果になります。犬が集中できるようご褒美の工夫や人の呼び声、愉快な楽しそうな態度など工夫が必要です。

『コイ』を確実にしようと教える順番は、犬にいろいろな芸を教えたり歩行訓練をした後の犬が人を尊敬しだした頃にしましょう。

しかし『コイ』の言葉を教えるレッスン1は、犬が手元に来たときから始めます。

犬と一緒に走りながら1日に2〜3回トレーニングをすればよいでしょう。


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